おもちゃを見かけると、すぐに欲しくなってしまうQumataです。
さて、以前から気になっていた、DAISOの300円スピーカーを買いました。
「まあこれくらいなら良いでしょ」って思わせて買わせるスタイルのDAISOさんには、頭が上がりません。商売上手すぎでしょ。
300円のDAISO USBスピーカー
こうして手に取って眺めてみると、案外イケてますよね。放射状のデザインがスタイリッシュ。
では、早速スペックを紹介していきます。
スペック
項目 | 値(約) |
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出力 | 3W(×2) |
インピーダンス | 6Ω |
周波数帯域 | 35Hz-20KHz |
高さ | 75mm |
幅 | 60mm |
奥行 | 52mm |
重量 | g |
僕はオーディオマニアじゃないので、細かいことまでは分かりませんが、良くも悪くも普通のスピーカーです。取り柄といえば、小型、軽量、安いことでしょう。
接続方法
USBで給電して、3.5mmのオーディオプラグで入力します。コネクタ部の品質は悪くないです。高級でもないですけど。
ちなみに、給電はUSB充電器でOKです。パソコンに挿しても良いですけど、オススメは充電器から給電することです。
どんな音が鳴るの?
「HUAWEI P30 Lite」や「任天堂スイッチ」と同じ印象。可もなく不可もなく。不快感はないけど、爽快感もありません。普通に聴けるスピーカーです。
ただし、低音が不足気味でして、高音域がすこし目立つ感じがあります。人によってはシャリシャリ感があると思いますが、個人的に問題ないレベル。
ホワイトノイズは少なめだけど、筐体の薄さが気になります。ノイズを処理しきれていないんじゃないでしょうか。環境音があれば、ほとんど耳にすることはないはずです。
ノイズを除去するには、フェルトなどで吸収すれば改善できるという報告があります。が、僕は気にならないレベルと思い、対策していないです。
そもそも、自宅で大音量を出すことなんてないので、手元で小さめに鳴らしています。これで十分。
音について総括すると、聴く(hear)には十分だけど、聞く(listen)には、少し不満がある。だけど、神経質にならなければ、十分に運用できる。そんな印象です。
不満点はボリューム調整しづらいこと
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ボリュームのつまみに、プラスマイナスの表記がない |
ツマミが裏面にあるため、わざわざ手を回り込ませないといけないです。これが地味にストレスになります。OSから調整できれば、さほど問題にはならないでしょう。
なお、ボリュームの「プラス、マイナス」については、2019年製造モデル以降は必ず表記されているそうです。が、僕は2020年に購入しておきながらも、2018年製造モデルを引いてしまったわけですな。地味に悔しいです。
買って後悔しない?
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継ぎ目にバリが目立つ |
「期待しすぎない」
これがとても大事です。
僕はPCで「Logicool Z120BW」を5年以上、メインで使用し続けています。Z120BWに完敗ですし、300円なりの音だと感じます。つくりも雑ですし、気になる人には辛いところなんじゃないでしょうか。
しかし、聴ければ問題がなくて、コダワリもないのであれば、DAISOの300円スピーカーを買う価値があります。
※捨てる場合は、粗大ごみ扱いになる自治体があります。僕が住んでいる大阪市は1ユニット200円です。
改造しないといけない?
僕は無改造でも使えると思っています。
ネットの評判を見ると、改造についての話題が中心になっているようですが、あれらはすべて、プロのお遊びです。素人が
それよりも考えてほしいのは、改造によって費用が増加すること。せっかくの300円という低価格が台無しです。DAISOの300円スピーカーは、安いのが最大の長所です。
ローリスク、ミドルリターンくらいでいきましょう。
任天堂スイッチで使える?
大丈夫です。問題ありません。
僕はベッドの頭元に300円スピーカーを置いて、任天堂スイッチをアームに取り付けて使用しています。
任天堂スイッチより音が良い(はず)ので、ゲームに臨場感が出ます。
やはりオススメは、任天堂スイッチで使うことですね。携帯ゲームのために、わざわざ良いスピーカーを買うのは、ちょっと気が引けます。
まとめ
追加でスピーカーが必要になった場合や、とにかく安いスピーカーが欲しいんだ!って人にオススメできます。
くれぐれも、プロたちの真似事をして、事故にならないようお気をつけください。
ちなみに、低評価だけど300円以下で買えるスピーカーもあります。