「好きなUSBキーボードやマウスを、Bluetoothにしたい」
デスクトップで頻繁に使うUSBキーボード。USBポートが付いていないノートパソコンやタブレットでは使えません。(最近はUSB-Cオンリーな機種が増えている)
ハブがあれば解決しますが、取り付けるのは抵抗感があります。
そんな悩みを「USB2BT+」で解決してみました。
当ブログ評価:(4.5)
USB2BT+について
USBキーボードやマウスを、Bluetoothに変換できるアダプタです。
モバイルバッテリやUSB充電器などから給電して使います。
動作確認に使用したキーボードは、東プレ「REALFORCE」、Mistel「BAROCCO MD770 RGB」の2つ。電源は「Te-Rich 電源タップ」と「Anker PowerPort 6」を使いました。
ちなみに、キーボードやマウス、ゲームパッドを同時に使用する場合は、USBハブが必要なので事前に用意しておきましょう。
【スペック】
- 対応機種:iOS/android /Windows/Mac OS1
- 対象入力デバイス:キーボード/マウス/ゲームパッド
- 接続コネクタ:USBタイプA(電源はマイクロUSB-A 5V)
- 無線方式:Bluetooth 2.1(HIDプロファイル)2
- 通信距離:約3m?3
- 使用可能な温度:0〜40℃(結露なきこと)
- サイズ:横76×奥35×高16mm(突起部は含まない)
- 重量:約50g
- 商品内容:本体×1/保証書
- 保証期間:購入から1年間
- 製造国:中国
- 本体価格:約7,000円
デザインについては賛否がありそう。嫌いではないですが、中身が見えるクリアケースじゃなくても良かったかも?
価格についても「ちょっと高くない?」が正直なところ。もう少し安ければ、買うための勇気は必要なかったです。
ちなみに僕が買った時は、6,800円でした。
良いところ
1ヶ月間、フル活用してみました。
基本的には最高としか言いようがない、神アイテムです。
マルチペアリングが最高!
Windows(デスクトップ)と、MacBook Air、iPadの3台を行ったり来たりしてます。
3台を切り替える理由は、それぞれの用途が異なるからです。
”Windowsはゲーム”、”MacBook Air、iPadはブログ用”として使用しています。
USBハブ切替器を経由して、USBキーボードって選択肢でも良かったんですが、端末を切り替えるごとに、ケーブル抜き差しするのが面倒くさいです。
↓こんなこと、面倒くさくてやってられない・・・
大きすぎない
フリスクのケースと同じくらいの大きさ。単三乾電池なら、2本とちょっとです。
小さいので、スペースの確保に困ることはありません。
また、鞄に入れやすいサイズなので、持ち運びに適しています(重量は約50g)。
シンプルな操作で扱いやすい
Bluetoothキーボードを使ったことがあれば、イメージしやすいと思います。
【ペアリング操作】
- 登録先のボタンを押下する(1〜3まで登録が可能)
- 「ペアリング」ボタンを長押し
- 端末側でペアリング操作
- 完了
登録できるボタンが3つあり、使いたい端末をそれぞれにペアリングします。
使用する端末を切替えする場合は、登録したボタンを押下するだけ。パススルーなので、切替ごとのパスコード入力はありません。
端末を頻繁に切り替える場合は、とても便利です。
気になるところ
基本的に最高な神アイテムですが、気になるところはありました。
ケーブルの取り回しが難しい
USB2BT+はコンパクトで軽量なので、スペースは取りません。
しかし、ケーブルを差すとゴチャゴチャになりやすい。ケーブルをきちんとマネジメントする必要があります。
情報が少ない
USB2BT+のユーザーコミュニティが見つかりません。
ブログサイトで断片的な情報を拾うことはできましたが、僕がしりたい情報がネット上にはありませんでした。
例えば、通信可能な距離や動作可能なキーボードの一覧など。Google、Yahooのどちらで検索しても、情報が少なかったです。
せめて公式ウェブサイトで情報公開していれば、購入の手助けになると思いました。
まとめ
値段が高いですが、それに見合ったパフォーマンスを発揮します。
USB2BT+の真髄は「複数台の端末を簡単に行き来できる」こと。キーボード対パソコン1台だと、発揮できるパフォーマンスが低いと思いました。
もちろん、キーボードやマウスを無線化できるってだけでも便利ですけどね。

BIT TRADE ONE USB HID Bluetooth変換アダプタキット USB2BT 組立済み ADU2B02P
- 発売日: 2018/06/15
- メディア: Personal Computers